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【陶芸家の雑記帳】
巨匠デ・キリコ展
徳島県立近代美術館で開催している「巨匠デ・キリコ展」に行って来ました。

ジョルジョ・デ・キリコ(1888-1978)はイタリタが生んだ20世紀の著名な画家。
戦士や女神の姿をしたツルツルのマネキン人形が有名ですよね。

この展覧会ではデ・キリコ婦人イザベラのコレクションを管理する「ジョルジョ・エ・イーザ・デ・キリコ財団」の全面協力のもと、デ・キリコ後期の作品を中心に115点の油彩画・素描・彫刻作品を展示しています。
多数の日本未公開作品を含む多彩な作品が楽しめます。

巨匠デ・キリコ展1
【パンフレット「不安を与えるミューズたち」1974年】

日本の美術館は基本的に写真撮影は禁止です。
この展覧会を文章だけで紹介するのはとっても難しい…

彼の作品は聖書や神話を題材にしたものが多く、それらの知識がほとんど無いちゃわん屋にはかなり難解でした。
しかし、ここは感受性をフル稼働して鑑賞。
よ~く見ていると色んな発見や感動がありますね。

この展覧会「謎」がキーワードでもあるようです。
彼の絵にはたくさんの謎があってその謎解きもひとつの鑑賞方法みたい。

私は作品表面を金や銀でメッキしたブロンズ彫刻が一番良かったです。
ツルツルの顔や体に貼り付けている三角のオブジェがシャープで存在感があります。
順路の最後から逆戻りしてもう一度見に行ったくらいですよ。

巨匠デ・キリコ展2
【入場チケット「ヘクトルとアンドロマケ」1970年】

1970年代の作品が多かったんですが、その頃の作者の年齢はなんと80歳代です。
う~ん、この感性と制作意欲は学ぶべき点が多々ありますね~。

展覧会でいろいろ考えながらじっくり鑑賞したのは久しぶり。
楽しかったけどかなり疲れた…

この展覧会は今月21日まで。
ちゃわん屋お薦めの展覧会ですよ。
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テーマ:美術鑑賞日記 - ジャンル:学問・文化・芸術